ニキビが出来て治りが早い人と、そうでない人の違いの多くは病院処方かドラッグストアーのお薬かで治療効果に大きな差が出ているはずです。
市販品のニキビ薬は広告での知名度、お店で見て確認できる手軽さなどからも、一見、効果がありそうに見えるかも知れません。ですが、それは貴方が広告、宣伝に上手く乗せられています。
ほとんどお薬は病院処方の方が効果が強いのが常識です。
少なくともニキビの治療では高い効果のお薬は病院処方でしか入手ができません。
ニキビに効く薬は病院処方が最高
もし、ドラッグストアーで販売している薬がニキビに良く効くのでしたら、病院でも同じ成分の薬を保険適用でドラッグストアーより安価に入手ができます。
ですが、殆どの病院ではニキビへの塗り薬としては2つの成分のお薬が処方されています。

1.過酸化ベンゾイル:アクネ菌への抗菌作用と、角層が剥がれやすくなる作用を持つ外用薬です。耐性菌を生じないため長期間使用しても効果が落ちないことが利点で、赤いニキビだけでなく白ニキビ・黒ニキビにも有効です。
*アクネ菌(ニキビ菌)に対する高い殺菌力
2.アダパレン:皮膚の角化細胞に働き、角層を薄くする作用がある外用薬です。白ニキビ・黒ニキビに有効で、継続して使うとニキビができにくい肌になります。
*主にコメド(面皰)の治療に高い有効性があり。
ベンゾイルの方が汎用性があるよですので、第一に選ばれるようですが、2つ同時に処方する病院もあるようです。

これらの記事を見られている人は病院処方以外で同様にニキビに効くお薬をお探しでしょう。まずは、過酸化ベンゾイルの成分の
海外ジェネリックの「ベンザック5%(benzac-ac)」などは以下がでしょうか。
参考:ベンザック5%(benzac-ac)ベピオゲル|過酸化ベンゾイルゲル(三越屋)
なぜ、ベンゾイルから始めるか?
ニキビは、アクネ菌と呼ばれる菌が増殖する事で悪化してきます。
本来、肌はニキビで肌荒れしても自然に回復をします。しかし、ニキビが影響して肌環境内でアクネ菌が増殖し、炎症を起こさせる等で、ターンオーバーで正常に新しい皮膚と入れ替わりが起きない場合があります。
*肌にはターンオーバー機能が備わっているため、約28日周期で肌細胞はどんどん生まれ変わります。
ですので、ベンゾイルが必要となるのは、単にデキモノや傷を治すだけでなく、以下のようにニキビの悪化の原因を抑制してくれるからです。
<< 過酸化ベンゾイルの使用>>
1.アクネ菌の増殖を抑制する
2.毛穴のつまり(角質が厚くなる)を取り除く
実は実体験から感じる事としてはよく言う生活習慣はそれほど大きなモノではないようです。
確かに脂っこい、高カロリーの食事をとり続けるとニキビが出来やすくはありますが、本来は数日で消えていくはずです。ニキビが気になる人は、それなりに洗顔で衛生的にもしているはずです。
根本の原因はホルモンやアレルギーなどと言われており、対処が難しいようですが、少なくとも、これらの薬剤で悪化させず、改善させることができるので病院でも第一に処方しています。
殆どの場合は、過酸化ベンゾイルから始めても、もし、効果が弱かったらアダパレンまたは、2種類を同時使用するのではないでしょうか。

定番ニキビ治療薬を選択されたいのでしたら、
参考:ベンザック5%(benzac-ac)ベピオゲル|過酸化ベンゾイルゲル(三越屋)
参考:アダパレン(Adapalene)/アダフェリン(三越屋)
ニキビ菌を殺菌できるベンゾイル
通常はニキビが出来てもニキビ内の脂肪分が毛穴から排出されます。このような状態ならばターンオーバーで自然にお肌が綺麗になります。
しかし、お肌に問題があるとニキビで毛穴をふさぎ、ニキビ内の脂肪が毛穴から出られず、脂肪内でニキビ菌が増殖されニキビが悪化する事になります。

ニキビ菌(アクネ菌)は、通常、誰の毛穴に存在します。このニキビ菌は「嫌気性好脂性」という性質を持ちます。
*嫌気性:酸素が嫌いで、酸素が無くても生存できる。
好脂性:ニキビの脂肪が好き。
このように、ニキビの毛穴が塞がる事で、ニキビ内では酸素がなく、脂肪がタップリですので、ニキビ菌が増殖します。
ちなみにニキビを潰したときにでる膿の正体は、アクネ菌と戦って敗れた白血球の残骸です。
ベンザックの過酸化ベンゾイルの効果とは?

ベンザックの「過酸化ベンゾイル」には「角質剥離作用」という、毛詰まりを除去する効果が有ります。
ニキビが出来ると毛穴が閉じられます(ニキビの肌表面のバリアが毛穴をふさぐ)ので、このバリアを剥離すれば「ニキビに穴を開ける」「詰まりを取る」ことができます。
これはベンザックのピーリング作用になります。
また、過酸化ベンゾイルは酸化作用により嫌気性(酸素が嫌い)のニキビ菌を攻撃します。そのため抗生物質を使わずに、殺菌も可能になり耐性菌の心配もありません。
病院でも同じ成分のお薬を処方されますが、これらのお薬の作用は以下の効能でお肌が自然に回復していきます。
1.ニキビのつまり除去
2.炎症を緩和
ベンザックだから副作用が痛い、赤くなる?
ベンザックも病院処方の過酸化ベンゾイルも、ニキビ面の毛詰まりを取り除く時に赤みや痛みが出る事があります。
通常ならニキビは部分的、一時的なものですので、できた症状を治せれば問題はありません。
ニキビ治療は費用が高くなる?!

ベンゾイルは確か2015年くらいまでニキビ治療薬としても保険適用外でありました。
そのため、ある世代の方はベンザックを安価なニキビ治療薬として利用されていたようです。
もともと、海外では薬局などで普通に売られているニキビ治療薬のベンザックですが、日本国内では病院以外での入手は個人輸入代行の販売サイト経由からが必須となります。
日本では様々なお薬がドラッグストアから購入できないのですが、海外ジェネリックの利用方法を抑えれば大きな問題にはならないはずです。
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